空間で踊るためのルール ~実践するためのヒント

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日の記事が、思いのほか好評だったので
実践するためのヒントを少し。

バレエクラスの最初には、バーレッスンがあります。
バーに捕まる位置も、相手とのスペーシングを頭に入れて。

バーに向かって立つときは
前の人との距離もだけど、
バーを挟んで、反対側にいる人との距離感も大切。
(相手とは、半身ズレて立つようにします。)

自分と反対側にいる相手の気配を感じつつも
自分の動くスペースを確保するとき
私、今から動くのーー!を強調する人と
余りそれは感じないのに、動きそのものが大きい人がいます。

大抵は、前方への意識が強いため
(目は前に付いてるから)
前に進む!を、誰でも無自覚に自己主張します。
だけど横や後ろの意識も、前と同じぐらい本当は欲しい。
※けれど横や後ろの意識は、
前側よりも半減してるもの。

昨日の記事で、”暴走する人”に触れましたが
多分前しか見てないんだろうなぁ~、と思います。
横に目を使う、後ろを意識する、が欠如してる。

横や後ろに意識を向けるのは
自分を守るための、危機管理の能力で
いわゆる”気配”ってやつ。
気配を感じずに、突き進むことだけするから
進めばいい、動けばいい、になっちゃう。

顔をあげて、しっかり前を見て
そして鏡を見るときは、自分から左右の斜め方向に
向かって広角に見るようにする。

そして脇の下から背中にかけて
最低でも半径50cmの意識空間をもつ。

スタジオだけでなく、外を歩いてる時にも
やってみてくださいね。


Photo by Kiyonori Hasegawa

コール・ド・バレエって
狭いスペーシングの中で踊るから
すごく鍛えられるのです。
指導するのも大変だったけど
ジゼル、また大勢で創りたい・・^^

あ、こちらの本でも
分かりやすく説明してくれてますよ!

お友達が著者です。監修の方も存じ上げてる。
「さしみ」って出てくるからね(笑)

★★★

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空間で踊るためのルール

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

バレエを踊ること(踊れるようになること)は
技術や体の使い方だけでなく
秩序を学ぶことだなぁ・・・と
いつも思います。

というか、絶対そうあるべきなのです。
世の中に交通ルールがあるように
スタジオの空間を使う、ルールがあります。

クロワゼ、エカルテ、エファセ(ウーヴェルト)
などのように、斜めに使う方向があるように
アンファスやデリエール、アラセゴントと言った
前、横、後ろを指す方向もあります。

これらの方向感覚は、自分が
正方形の中心に立ってる状態が基準になってる。

でもスタジオに複数名いる場合は
その正方形が、横列と縦の列に並び
各自が斜め平行に進んでいくことになります。

大きなスタジオでのオープンクラス
様々な人がレッスンを受けに来られ
お互いのパーソナルスペースが上手く取れてない場合
縦と横、そして斜めを平行に使う、と言う感覚
または概念が無いのかなーと感じます。

踊れるダンサー達は
自分のパーソナルスペースを確保すること
そして空間の使い方を、秩序として体で覚えてる。
だから激しくエネルギーを使って、跳んだり移動したりしても
お互いがぶつかったりなど、絶対あり得ないんだけど

スペーシングの技術が無いと
単なる暴走運転になりかねません。
(実際にグランワルツの時など
怖い思い、何度もしてる・・・)

前列で踊ってる人達の間に
後列で踊ってる人が、割って入り込むとか
文字通り、右へ左へと跳び回る
ミディアム・アレグロなどで
他の人の場所に、跳び込んでしまうなど
これらはスペーシングの技術が無いから。
(ハッキリ言っちゃう!)
ちゃんと教わりましょう。

私は、自分の生徒さんが
暴走運転をする人になってほしくないので
スペーシング、方向、距離の取り方は
いつも細か~く伝えます。
空間を感じ、気持ちよく体を動かし
そして、お互いが楽しく踊れるように
これらも練習していきましょうね。


Photo by Kiyonori Hasegawa

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バレエの昔々って・・・

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

例えば
「今日のクラスではこんなこと、伝えてみようかなー」
というのを
年齢に応じて少しニュアンスを変えながら
話しかけてみたりしています。

するとね
それぞれに、何かしらのリアクションが
ちゃーんと返ってきて面白い。

昨日は「昔々、女の人って
足を出しちゃいけなかったんだよ」と言うと
「えーーー!????」
と、子供達皆びっくりしていました。

彼女達のイメージの中にあるお姫様は
ディズニーだから(笑)
でも本来のお姫様や、貴族のお嬢様達は
とーっても厳格に育てられてることが多いわけで
今の子供達みたいに
「のびのび~~自由~」じゃなかったり。

そういう時、例えに用いやすいのが童話。
シンデレラなんて、本当に
本質を突いてるなぁって思います。

「バレエって何だと思う?」
を、問いかけてみたときのエピソードでした(#^^#)


パ・ド・カトル

☆ちょっとずつ、わかる範囲で
昔はこうだった(そうです)よ~と
伝えるのも楽しい。

HPに「バレエのプチ歴史」を載せてますので
ご覧くださいね。

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「バレエに見えること」

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日3月に踊ってもらう、花ワルの振付が一応完成!
今日も朝から、別パートの振付に向かいます。

今回子供達も含めて、全部創作振付中ですが
「バレエに見えること」を大切にしています。

バレエに見えるってどゆことかな・・
綺麗に見えることかな・・
様(様子)や型が、バレエに見えることかな・・

そういった漠然たるきもちは
きっと誰にでもあると思いますが

自分の身体で覚えた型や形を
振付の中で活かし
音楽に乗りながら踊ることじゃないかな
と、私は思っています。

音楽家さんたちとお話していると
私達がミストレスの先生から受ける注意と
実は少し違った目線から
踊り手を感じてたりすることがわかります。

コール・ド・バレエを踊る時
「揃えて~~~!!!!!!」とか
バリエーションを踊る時
「もっと音を溜めて!」
という表現をされたことのある方
いらっしゃると思いますが
※バレエの指導用語アルアル

音楽を奏でる側は
そういった私たちの動きを
意外なところから見て、
そしてタイミングを計ってるんだと。

それを知ってからは、子供から大人まで
音に対して、とても細かく伝えてます。
するとね、次第に
”バレエを踊ってるように見える”んです。

型の注意ばかりされたり
技術の注意ばかりされたりしたことで
踊ってる心は、いったいどこへ・・と言った時期が
私にも沢山ありましたが
それを解決してくれたのも、音楽の聴き方を変えたことでした。

踊りを助けてくれるのは”音楽”だから
しっかり全身を使って、聴き取って
そして周りと助け合いながら
踊ってほしいと思ってます。

ちょっとホッとしたところで
久々にウェアやシューズを新調しました。
やる気モチベーションのアップになるなぁ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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感動って・・・のツレヅレ

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

バレエを観るとき、踊ってるダンサーの身体や動きに目が行き
お芝居を観るときは、役者さんの声や演技に魅入られ
音楽を聴くときは、素晴らしい旋律やハーモニーに酔い
絵画を観るときは、描かれたものに圧倒され
展覧会では、クリエーターが精魂込めたモノたちや
古い時代のものにおいては、それらが持つ歴史観に圧倒され

今まではそれが”感動”だと思ってた。
確かに間違いではない。

だけどどうーも以前から、感動の内容が変わってきて
それぞれの”全体図”を捉えたうえで
良いも悪いも”自分の感覚”を信じるようにしてる。

バレエでいうと
どうしても、一つを秀でようとしたり
改善させようとして、頑張ってしまう。

ターンアウト、開いて、もっと使って!
という注意が飛ぶため
自分の全体を見る余裕が、つい持てなくなりがち。

そういうことを、何年も積み重ねちゃうから
結局、心の奥底で嫌になり
違う方面に方向転換したり
ちょっとおかしな方向に、心が取り込まれたりすることも。

例えば
音楽に関わる方から
「あなたは音楽に対して、敏感だよね」と言われると
とっても嬉しい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

役者さんから
「あなたの立ち姿と存在感は
長年バレエで培ってきたものですね」
と言われると、そりゃ嬉しい。
(バレエ歴42年になりましたよ)

バレエの方から
「条件の良い脚されてて、羨ましい」と言われると
そうですかー、どうもーありがとー、と思う。

だけど、だけど、だけどね

他者から見て「良いですね」と言われる場所は
本来何かしら自分でも気に入ってたり
昔から好きだったり、興味があったりした部分。

だから、生徒さんを教えるとき、大人でも子供でも
とても小さなことでも、誉めるようにしてる。

そして大人の場合は特に
今まで教わってこなかった、言われたことがなかった
ということを、少しでも減らすことで
「本来、そういうもんじゃないの?」という面に
気づいてもらえたらと思っています。

誉められる経験を沢山持ってる人って
やっぱり目が肥えてる気がする。

Photo by Akira Nagashima

 

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リズム♪リズム♪リズム♪

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日の夜のレッスン
私と全く同じカラーコーディネートになった方が。

↓ ↓ これ!

笑った!!
めっちゃ笑いながらレッスンしました。

レッスンは厳しいのも大切だけど
笑う要素があるって良いですね。
昨日も面白かったです。
色々”許可しないとダメと思ってる”部分が垣間見えて。

例えば

🎵タンタンタンタン(ミディアムテンポ)
タンタンタン(少し早く)
ウンウン(待つ)
タンタン(ミディアムに戻る)

みたいなリズムの組み合わせを創ったとき
速さの加減の度合いを、質問されたりする。

でもそこは、音楽的に行う部分だよ
何秒止まればいいかとか
どのくらいのスピードがいいかとかは
またちょっと違うよ、と説明してます。

少人数だからこそ、引っ掛かってる部分の本質を見抜けるし
色々な方法でアドバイスができる。
そんな風に思ってます。

☆🎵のリズムで、いくつかアレグロのアンシェヌマン
組んでみてね。

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代講を務めるときのツレヅレ

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日は子供クラスの代講に伺いました。
ベビーちゃんからジュニアまでの3クラス。
いつも出席率が本当に良く
そして楽しそうに受けてくれています。
(代講だからやだー、とかが無いって素晴らしい)

いつも習ってる先生とはまた別な
私の考え方や教え方に接し、彼女たちなりの
発見があるのかな?とみてて思います。

昨日はジュニアの子達には、回転のコツ
その下のキッズの子達には、アラベスク・ソテのポイントを
丁寧に。
どちらも子供達が大好きなステップです。

個人的な考えだけど
沢山の先生に習うと良い、というのは
ある程度方向性が固まっていたり
いろいろな意見が取り入れられるキャパを
その人が持っていれば大丈夫。

だけどそうじゃないうちは
いつも同じか、たまに変わるぐらいのほうが良い。
刺激の与え方も、塩梅だと思う。

外での刺激は、私も良い意味で受けて
自分のところに持って帰れます。
さて、3月に向けて、がんばろ🎵


写真はイメージ
ベビークラスって、ほんとにこんな感じの子がいます笑
そしてちょっとだけお姉さんが、一生懸命面倒みてくれてたりする。
ほのぼのしてますよぉ^^

★★★

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