スタジオの、これまで

先日あるバレエの先生とメッセージのやりとりをしていたら、自分の今までやってきたことを改めて振り返り、見直す言葉を連ねていることに気づきました。
折角なので『雨降って地固まる』的な発想のもと、コチラに書いてみたいと思います。

大人のバレエとしてスタートしたのが12年前。働いていた仕事をリストラされたことがきっかけでスタジオを始めました。
当時師事していた師(山路瑠美子先生)から「子供のクラスもやりなさい」と言われたけれど、残念ながら余り集まりまらず、ただその頃TV番組「ノリタケバレエ団」の大ヒットで大人バレエは大ブームになり、大人のバレエの集客の方が容易でした。
教えを始めた当時、ローザンヌ国際バレエコンクール主催の講習会が東京であり(現在は札幌のみ夏季に開催)その指導者コースを受けました。
内容は解剖学、エクササイズ、クラスのアンシェヌマンを分解してのレクチャー。若いダンサー向けにはその他クラスレッスンもありますし、オプションとして受けることも可能です。

講習会で「身体の出来上がっていない年齢の子供に対しては、無理に足を開かせない」と言うことと、まず足元のトレーニングの必要性、そしてバレエそのものが持つ概念とルーツの徹底方法を知りました。
幼少時の頃からいかに発想力とイマジネーションを育むかと言う内容や、音楽によって感情を変化させるトレーニング等、日本のバレエ教室のやり方とは全然違うなぁと言う印象でした。
ただ現実的にジュニア~シニアになるとコンクールも有るため沢山レッスンしている子も多い。そういう子達に向けてどういうクラス構成が良いのか、どんなアンシェヌマンが適しているかを実際に見学して何冊もノートを取り覚えました。

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ヤン先生ご自身も「ボクは踊り手としての条件は良くないから」と仰ってましたが、それでもどうやって自分の身体を調律するかや、そこにテクニカルや運動としての理論がしっかりあることを、常にお話されてました。
そして山路先生の後に師事したのが元パリオペラ座のピエール・ダルド氏だったため、彼からも「レッスンを通してのテクニカル向上」や、踊りについての「品格」等も色々教えて戴きました。

私にはそういうバックグラウンドがあるため「師事してきた先生は本物」と思えるし、本物に触れるとそれは心にしっかり残ります。また実際にクラスを受けた後に可能性の広がりを感じる身体になれるのは、先生のポテンシャルが高いお蔭で有ることも多い。
「ダンサーの身体は楽器です」と言う言葉が有るように、踊り手の身体は楽器、練習と手入れの繰り返しで、綺麗な音を奏でられるようになるわけです。

スタジオとしては、大人のバレエでも「身体をきちんと使うことで美しく踊れます」と言うことを常に伝えていますが、最近はそれだけに特化しないようにもしています。
なぜなら踊りのノウハウが先行していまい、ちゃんと「踊り」を教わって来なかった人がとても増えたように思ったから。
バレエの通ってきた道を知らない、ヨガだとヨガのルーツを知らない、ピラティスがどのような理由で始まった経緯を知らない。
それだったら、ウチではしっかりそれも教えちゃおう。文化的な背景も知って教養もアップさせちゃいましょ、と言う点からHPには「バレエの歴史」も入れてみたり。

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東京は人口も多いですが、場所やクラス時間の条件等様々な理由のため、日々生徒数確保のために疲弊するバレエの先生がとても多いのが現実です。
箱(スタジオ)を持っている先生も同様に仰っています。
生徒数の確保は運営にも関わる問題なのに、それがしっかり出来ないと、どれだけ普段良い教えをしていても続けることが難しい。
そういう現実を目の当たりにしている毎日、そのためには「個」と「個」の繋がりをより深めることが大事になって来ている気がします。

現在「ちゃんとバレエのレッスンを続けていたら、長く綺麗でいられるよ」と言う部分も盛り込んだりしています。そのためにまず私が教える恰好を綺麗にして「バレエの先生です」と見えるように、スウェットとTシャツでは教えません。
まず自分自ら発信体勢で居ること、そして常にアンテナを立てておく意識で臨むことを大事に。バレエ用品のお店のスタッフさんと仲良くなり「こんな商品が有ったら良いな♪」と言う提案もしたり。
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また今は年少の子供は教えていませんが、ジュニア世代(中学生~)をカルチャーで指導中。
この年齢は本当に、今までの経験が即生きますし、変化も早い。小学生から育ててきたので、今までの結果が出ているなぁと思っていますが、今後この子たちの将来に踊りが良い方向に関わって行けるようになれば幸いですし
中学生からでもバレエレッスンを再開できる環境を整えたいなと思い、そのクラスをセッティングしたりも。→吉祥寺産経学園

自分の仕事をいつも振り返り(しかもチームワークではなく独りで)、そのエネルギーを持ち続けるって大変・・と我ながら思いますが、どの先生も殆ど幼少の頃から数十年かけて今までやって来られている仕事。大学卒業してからの数年でバレエ教師になりました、と言うものでは無いんですよね。そこが一般的に受け止められている「仕事」とは全然違ってる気もします。

昨日友達と会って気持ちが改まったのもありますが、改めて振り返ってみることで
この記事が、今来てくれている方にとっても、良い刺激になれば良いなとも思っています(*^_^*)

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同級生と^^

昨日はとても沢山の人と関わったと感じた日。
中でも短大時代の同級生と10数年ぶりの再会♪

私たちは日本女子体育短期大学体育科舞踊専攻卒(平成2年卒)です。
現在大学は4年制のみで、舞踊学専攻・スポーツ科学専攻・幼児発達学専攻・健康スポーツ学専攻の学部になっています。

彼女は今高松でダンススタジオを運営中。東京だともう飽和状態だけど地方だとまだまだ色々有るんよ~、等と言っていますがその活動がすごい。
JA香川のCMの振付を手掛けたり、市主催のイベントの数々に参加。スタジオのパンフレットには後援の教育委員会や新聞社、FM放送、ローカルテレビ等の名前が続々連なっています。
でも最初から大きく始めたのではなく、最初は小さいところから。結実した結果なんだなぁ、と思いました。

私と同年代でジャンルは違えど、今だ踊っている仲間、まだ沢山居ます。
特にコンテンポラリーの分野では「あの〇〇さん!」と言う人がゴロゴロ。
自分が踊るだけでなく、生徒をしっかり育ててコンクール上位入賞者を多数輩出している人も多いです。
指導者が新しい世代にバトンタッチする時期に、「これから」をしっかり担える存在になりつつある年齢だなぁと思うことが多い。

長く続けることはすごいことですが、何より皆、踊るのが好きだから。
もうここまで来るとライフワークそのものです^^

ヒカリエに行ってみたかった~、と言うので、ヒカリエにて。
40分位だったけど、良い時間でした。

つばき 2

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